Company

「住まう」という文化を、次の世代へ。

私たちが手がけているのは、単なる建築ではありません。
家という器をつくることを通じて、そこに暮らす人々の時間、記憶、そして未来を紡いでいます。

家づくりには、目に見えないものを形にする力があります。
「家族の距離感」「空気の質感」「光と影のゆらぎ」──
それらは図面では表せないものですが、日々の暮らしに深く作用し、生き方さえも変えてしまう。

私が現場で学んできたのは、素材の声を聞き、人の営みに耳を澄ませるという姿勢でした。
本物の木には表情があり、土地には個性があり、人の暮らしには物語があります。
それらを無視せず、ひとつずつ丁寧に読み解き、設計と施工に反映していく。
この繰り返しの中に、私たちの信念があります。

私たちクラフトハウスは、建てたあとにこそ問われる価値にこだわります。
「ずっとここに居たい」と思える住まいとは、見た目だけでは決まりません。
耐える強さ、包む優しさ、そして使いこなす自由。
それらが絶妙に調和して初めて、【すまわい方】としての完成を迎えるのだと考えます。

家をつくることは、街をつくることに他なりません。
そして街とは、人の暮らしが織りなす風景そのもの。
豊かな生活が次の世代へと受け継がれていく──
その連鎖の一端を担うこと。それが、私たちの使命です。

暮らしを設計し、未来を創る。
クラフトハウスは、これからも地域の記憶とともに歩み続けます。

クラフトハウス株式会社
代表取締役　小泉 雅裕